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端午節と中秋節、旅行者が知っておきたいこと
端午節(ドラゴンボートの節句)と中秋節(お月見の節句)は、台湾で古くから続く農暦の祝日です。この記事では、2027年の日付と、交通部観光署が案内する2つの節句の由来・習慣をまとめました。読み終えると、この時期に台湾を訪れる際に見られる光景の背景がわかります。
この記事のポイント
- 2027年の端午・中秋の日付行政院人事行政總處の公告によると、2027年の端午節は6月9日(水)、中秋節は9月15日(水)で、いずれも1日だけの祝日です。
- 端午節は龍舟レースと粽が中心交通部観光署によると、端午節の由来は屈原を弔う伝説と結びついており、現在は「划龍舟(ドラゴンボートレース)」と「吃粽子(粽を食べる)」が代表的な習慣です。
- 中秋の烤肉は1980年代から同署によると、台湾で中秋節にバーベキューをする習慣は1980年代半ばに広まったとされ、月餅や柚子を分け合いながら月を眺める過ごし方が一般的です。
端午節と中秋節はどんな祝日か
端午節と中秋節は、いずれも農暦(旧暦)に基づく台湾の祝日で、「紀念日及節日實施條例」により1日ずつの放假と定められています。端午節は旧暦5月5日、中秋節は旧暦8月15日にあたります。
農暦に基づく祝日のため、西暦の日付は毎年変わります。旅行日程を決める前に、その年の公告で日付を確認する必要があります。
2027年の端午節・中秋節はいつか
行政院人事行政總處の公告によると、2027年の端午節は6月9日(水)、中秋節は9月15日(水)です。いずれも水曜日にあたり、前後を休みにする「連休」は自動的には作られません。
端午節・中秋節・教師節はそれぞれ1日だけの祝日として扱われるため、この記事で紹介した「開国記念日」や「春節」のような3日以上の連休には含まれていません。
端午節:龍舟レースと粽の由来
交通部観光署によると、端午節は中国古来の「祭龍日」に由来し、健康長寿を祈る節句とされています。戦国時代の忠臣・屈原が川に身を投げた伝説と結びつき、住民が魚に遺体を食べられないよう竹の葉で包んだ米(粽)を川に投げ入れ、船を出して探したことが「划龍舟(ドラゴンボートレース)」の由来とされています。
同署によると、かつては雄黄酒や緑豆糕、塩漬け卵など体を冷やす食べ物を楽しむ習慣もありましたが、現在は「吃粽子(粽を食べる)」が最も代表的な習慣として残っているとされています。台湾式・客家式・地方風味など複数の種類の粽があります。
中秋節:月餅とバーベキューの習慣
交通部観光署によると、中秋節が固定の節句になったのは唐代にさかのぼり、宋代に盛んになり、明清時代には重要な伝統節句のひとつになったとされています。
台湾の民間では、月餅・柚子・米粉入りの芋料理などを供えて祖先や土地公(土地の神様)を祀る習慣があります。同署によると、1980年代半ばから台湾で中秋節にバーベキューをする習慣が広まり、人々が集まって肉を焼きながら月を眺め、月餅や柚子を分け合う光景が一般的になったとされています。
旅行者として知っておきたいこと
端午節・中秋節はいずれも1日だけの祝日のため、春節ほど交通機関や宿泊施設が大きく混雑することは少ないとされています。ただし、龍舟レースの会場周辺や、中秋節前後の連休を個別に取得する人が集中する日は、通常より混み合うことがあります。
本サイトでは、これらの節句の時期に台湾を訪れる場合、開催地や日程が固定されている龍舟レースの会場情報を事前に公式サイトで確認することをおすすめします。
出発前チェック
- 訪問する年の端午節・中秋節の西暦日付を公式の行事曆で確認する
- 端午節の時期は龍舟レースの会場や日程を公式サイトで確認する
- 中秋節前後は個人が休みを取ることもあるため、店舗の営業状況を事前に確認する
- 農暦の祝日は毎年日付が変わるため、前年の日付をそのまま参考にしない
参照した情報
中華民國一百一十六年政府行政機關辦公日曆表(CSVデータ) ↗行政院人事行政總處 · ウェブ資料確認 2026年09月30日
紀念日及節日實施條例 ↗全國法規資料庫(法務部) · ウェブ資料確認 2026年09月30日
年節習俗 ↗交通部観光署 · ウェブ資料確認 2026年09月30日
ウェブ資料の確認日と、現地の訪問・設備確認日は別のものです。
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