台湾全体 · 旅のガイド

台湾旅行中に忘れ物や落とし物をしたときの探し方

台湾では、拾われた忘れ物や落とし物は、交通機関や警察の窓口で一定期間保管されます。この記事では、內政部警政署や台北捷運、台鐵の案内をもとに、なくし物に気づいたときにまず確認したい窓口と流れをまとめました。読み終えると、どこにどう問い合わせればよいかがわかります。

台北捷運の駅構内に設置された「遺失物服務中心(LOST AND FOUND SERVICE)」の案内表示、営業時間と連絡先電話番号が書かれている
写真:Solomon203/Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

この記事のポイント

  1. 拾得物は警政署のシステムに集約警察に届けられた拾得物は「拾得遺失物管理系統」で公告され、公告後6か月以内であればオンラインまたは窓口で認領できます(內政部警政署)。
  2. MRTと台鐵は窓口が別台北捷運と台鐵は、それぞれ独自の遺失物窓口とオンライン照会の仕組みを持っています(臺北大眾捷運股份有限公司、臺灣鐵路股份有限公司)。
  3. 認領には身分証明が必要忘れ物を受け取るときは、氏名や身分番号が確認できる有効な証明書の提示が案内されています(臺北大眾捷運股份有限公司)。

なくし物に気づいたら、まず利用した施設に確認

電車やMRTの車内、店舗などでなくし物に気づいたら、まず利用した施設や交通機関の遺失物窓口を確認します。

台北捷運は拾得物の公告を毎時更新しており、公式サイトの遺失物サービスページで区域ごとに検索できます(臺北大眾捷運股份有限公司)。

タクシーやバスなど個別の交通機関で忘れ物をした場合は、乗車した会社や配車アプリのサポート窓口に直接問い合わせる方法もあります。

忘れ物の種類や見つかった場所によって、保管窓口が分かれている場合があります。まずは公式サイトで公告されている情報を確認するとスムーズです。

なくし物の主な問い合わせ先
状況問い合わせ先受付方法の目安
台北捷運の車内・駅構内台北捷運遺失物中心火〜土12:00〜20:00、窓口またはオンライン公告
台鐵の車内・駅構内台鐵遺失物照会ページ・客服オンライン照会、電話0800-765-888など
それ以外の場所・交番への届け出分警政署拾得遺失物管理系統公告後6か月以内、オンラインまたは窓口

各窓口の情報は2026年9月30日時点の公式サイトにもとづきます。時間や方法は変更される場合があるため、出発前に公式サイトで確認してください。

台北捷運の遺失物センター

台北捷運の遺失物中心は、台北車站そばの中山地下街R1出口付近、地下2階にあります(臺北大眾捷運股份有限公司)。

開館時間は火曜から土曜の12:00〜20:00で、日曜・月曜・国定休日は休みです(臺北大眾捷運股份有限公司)。

受け取る際は、氏名や身分番号が確認できる有効な証明書(パスポートなど)の提示が必要と案内されています(臺北大眾捷運股份有限公司)。

台鐵で忘れ物をしたとき

台鐵(台湾鉄道)の車両や駅で忘れ物をした場合は、公式サイトの遺失物照会ページで、拾得日や拾得場所、品目を指定して検索できます(臺灣鐵路股份有限公司)。

電話で問い合わせる場合の窓口は0800-765-888(固定電話のみ)、または02-2191-0096(固定電話・携帯電話)です(臺灣鐵路股份有限公司)。

警察の拾得遺失物管理システム

交通機関以外の場所で拾われた忘れ物や、交番・警察署に届けられたものは、內政部警政署の「拾得遺失物管理系統」で公告されます(內政部警政署)。

公告後6か月以内であれば、オンラインで認領手続きをするか、身分証明書(外国人の場合はパスポートなど)と印鑑を持って発文単位(届け出先の窓口)で受け取れます(內政部警政署)。

認領の際は「自分が本当の持ち主である」ことを示すため、物の特徴や購入時期などを聞かれることがあります。落ち着いて説明できるようにしておくと安心です。

見つからないときや、パスポートをなくしたとき

上記の窓口で見つからない場合、財布や貴重品など盗難の可能性がある物は、最寄りの警察局(派出所)に相談できます。

パスポートをなくした場合は、日本台湾交流協会に相談し、必要な手続きを確認してください。再発給には、內政部移民署が発行する遺失・盗難証明書などの書類が必要になると案内されています(日本台湾交流協会)。

現金や身分証明書など、再発行や紛失の影響が大きいものをなくした場合は、まず警察に相談し、必要に応じて日本台湾交流協会にも連絡すると良いでしょう。

出発前チェック

  • 荷物や貴重品に自分の連絡先を控えたタグをつけた
  • 台北捷運・台鐵の遺失物窓口の場所と受付時間を把握した
  • 警政署の拾得遺失物管理系統のURLを控えた
  • 認領時に必要な証明書(パスポートなど)を携帯する習慣をつけた
  • パスポートをなくした場合の相談先(日本台湾交流協会)を確認した
#落とし物#忘れ物#警政署#台北捷運#台鐵#遺失物#パスポート紛失#台湾旅行

参照した情報

遺失物服務 ↗臺北大眾捷運股份有限公司 · ウェブ資料確認 2026年09月30日

遺失物查詢 ↗國營臺灣鐵路股份有限公司 · ウェブ資料確認 2026年09月30日

拾得遺失物管理系統 ↗內政部警政署 · ウェブ資料確認 2026年09月30日

旅券を紛失、盗難、焼失した場合の手続き ↗日本台湾交流協会 · ウェブ資料確認 2026年09月30日

ウェブ資料の確認日と、現地の訪問・設備確認日は別のものです。

編集方針・訂正について

KEEP EXPLORING

つぎに読むなら

台湾全体 旅のガイド ↗
旅のお役立ち4 min read

旅先で困ったら、個人への相談と緊急窓口を分ける

台湾で困りごとが起きたとき、事件・事故・急病、一般的な旅行相談、パスポート紛失では、それぞれ違う窓口に連絡する必要があります。個人のSNSは緊急時にすぐ対応できる窓口ではないため、公的な連絡先を優先することが大切です。この記事では、緊急通報番号、外事警察、観光署のホットライン、日本台湾交流協会の窓口を整理して紹介します。

ガイドを読む
台湾全体 旅のガイド ↗
はじめての台湾3 min read

台湾旅行の前に確認したい、海外旅行保険のポイント

外務省は、海外旅行中の思いがけない病気やけが、盗難などに備えて、海外旅行保険への加入をすすめています。この記事では、外務省海外安全ホームページと日本損害保険協会の案内をもとに、台湾へ出発する前に確認しておきたい補償内容のポイントをまとめました。読み終えると、契約前にどこを確認すればよいかがわかります。

ガイドを読む
台湾全体 旅のガイド ↗
旅のお役立ち3 min read

台湾旅行中に地震が起きたら、まず身を守る動き

台湾は地震が比較的多い地域で、旅行中に揺れに遭う可能性があります。この記事では、揺れている間にとるべき基本動作と、場所別の対応、揺れが収まったあとに確認したい公式情報をまとめました。読み終えると、地震発生時にまず何をすればよいかがわかります。

ガイドを読む