台湾全体 · 旅のガイド
トイレを探すとき、利用条件まで確認する
捷運駅のトイレ、街なかの公衆トイレ、そして使用後の紙をどちらに捨てるか。台湾のトイレを気持ちよく使うための確認ポイントです。
捷運の駅なら、まず駅員に声をかける
台北捷運(MRT)の公式サイトによると、改札内のトイレを使いたいときも、乗車中に改札外のトイレを使いたいときも、駅員に声をかければ無料で利用できるとされています。原文には「均可洽站務人員協助免費使用廁所」(いずれも駅員に声をかければ無料でトイレを利用できる)とあります。切符を持っていない、急いでいて改札を出られない、というときも、まず窓口や改札脇のスタッフに聞いてみてください。
捷運の公式サイトでは「各捷運車站廁所均設有求助鈴,並由服務人員加強定時巡檢及實施反偷拍偵測」(各捷運駅のトイレには求助ボタンが設置されていて、係員による定期巡回と盗撮防止のチェックを行っている)とも案内されています。体調が悪い、危険を感じるといったときは、遠慮せずそのボタンか駅員を頼ってください。
日本のように、コンビニのトイレを自由に借りられるとは限りません。捷運の駅や百貨店、フードコートなど、比較的入りやすい場所をいくつか頭に入れておくと、探す時間を減らせます。
街なかの公衆トイレは、環境部のサイトで探せる
台湾では環境部(日本の環境省にあたる機関)が公衆トイレの情報サイト「公廁專區」(esms.moenv.gov.tw/Toilet) を運営しています。エリアやキーワードでの検索機能が用意されていて、地図アプリだけでは見つからないときの確認先として使えます。
公衆トイレの多くは無料で使えますが、商業施設の中にあるトイレは「店による」利用条件が設けられていることがあります。買い物や飲食をしていない状態で使えるかどうかは、その場のスタッフに確認するのが確実です。
台北車站のような大きな駅やターミナル、百貨店には設備の整ったトイレが複数あり、案内表示も充実していることが多いです。移動の合間に立ち寄る場所として覚えておくと便利です。
使用済みの紙は、どちらに捨てるか
環境部が公開している案内「衛生紙可以丟馬桶」では、トイレットペーパー(衛生紙)は便器に流してよいとされています。ただし「請勿投入大量衛生紙」(衛生紙をまとめて大量に流さない)という注意があり、古い建物の配管では、改善されていない設備だと衛生紙でも詰まることがあると説明されています。
同じ案内では、面紙(ポケットティッシュのような紙)、濡れティッシュ、ペーパータオル、生理用品は便器に流さず、蓋付きのゴミ箱に捨てるよう明記されています。長い繊維でできていて水に溶けにくく、詰まりの原因になるためです。
どちらに捨てるか表示が見当たらない施設もあります。迷ったときは、備え付けのゴミ箱に紙を捨てる従来のやり方にしておくほうが、その場でのトラブルを避けられます。設備や案内は施設によって違うため、断定的な表示がない場合は無理に便器へ流さないほうが安全です。
同じ資料には「建議不投入流動廁所便器」(組み立て式・仮設のトイレには入れないよう勧める、という注記)もあります。屋外のイベント会場などにある仮設トイレでは、この案内に従うのが無難です。
個室にトイレットペーパーが備え付けられていない公衆トイレもあります。ポケットティッシュを少し持ち歩いておくと、備え付けがない場合でも困りません。
商業施設のトイレは、店による
カフェやレストラン、デパートのトイレは、購入した客のみが使えることもあれば、誰でも使えることもあり、これは店による判断です。無料の公衆トイレや捷運の案内を優先しつつ、商業施設のトイレを使うときはその店の案内に従うのがスムーズです。
手洗い場に石鹸やハンドドライヤーがない施設もあります。携帯用のアルコールジェルやハンカチを持っておくと、そうした場所でも困らずに済みます。
覚えておきたいこと
- 捷運駅でトイレに困ったら、まず駅員に声をかける
- 街なかでは環境部の公廁專區サイトで公衆トイレを探せる
- 衛生紙は流せるが大量に一度に流さない。面紙・濡れティッシュ・生理用品は流さずゴミ箱へ
- 仮設・流動廁所には紙を流さない
- 商業施設のトイレは店によるので、案内に従う
- 個室にペーパーがない場合に備えて、ポケットティッシュを持っておく
参照した情報
貼心服務措施 ↗臺北大眾捷運股份有限公司 · ウェブ資料確認 2026年09月29日
公廁專區 ↗環境部 · ウェブ資料確認 2026年09月29日
大解密!衛生紙可以丟馬桶你知道嗎? ↗環境部 · ウェブ資料確認 2026年09月29日
ウェブ資料の確認日と、現地の訪問・設備確認日は別のものです。
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